先日、運送関係の人から
「朝田さんのところでさ~
ゴルフバックの上のヘッドカバーの修理できないかな?」
と電話で聞かれました。
ドライバーが運搬中にファスナーを壊してしまったらしいのです。
お客様に対して「弁償します」と言ったら
「いや、直してくれればいいよ」と。
そこで私が頼まれました。
電話での打診だったので
「とりあえず見てみないと何とも・・・」
営業所によったついでに見に行きました。
「これはファスナーの交換だね~。
裏地が複雑についてるけど、だぶんできるよ~。」
いつもの悪い癖。
頼まれるといやといえない男です。
まずは、同じファスナー探しから。
これは材料の業者に探しともらうとして。
バラしてからのファスナー交換です。
2日してファスナーが来ました。
この時、自分も悪かったのですが
ろくにファスナーの形状も確認もせずに修理。
で、納品。
「早いね~ありがとうございますぅ。」
そしたら1時間後。
「朝田さん~せっかくやってもらったんだけど
今、お客さんから連絡あってさ
ファスナーが逆らしいよ!」
「え~まじで?」
「逆の意味がよく分からん?」
「なんか下からは開かないってさ。」
「下から開かない?オープンでしょ?
意味がわからん?」
もどってきた商品見たら業界で言う
「尻止め付」
上からは開くけど下からは開かない
普通のバックのファスナー状態(笑)
Wのオープンファスナーを頼んだつもりが
通常のファスナーに引手が2個付いていたので
確認もせず修理してしまいました。
これでは上からは開くが
下からは当然のように開かないわけ。
「ひえぇ~すぐ直しますう~」
さらに2日後。
やっと来たファスナーの形状を確認して
「俺は今何に追いかけられてるんだ・・・」
と多少の疑問を残しながら
速攻で修理。
やはり材料屋さんにも
現物を送るべきだったと深く反省。
悪い癖。
カッコつけ?
いい人ぶっての安請け合いの
「代償」の今日この頃です。
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